■ シンポジウム “リスク情報活用に関するリスクコミュニケーション”

リスク部会では、リスク情報活用を推進すべくさまざまな活動を行っております。 今回は、原子力発電所のさまざまな活動にリスク情報の活用が広がりつつある事から、リスク情報のコミュニケーションに関するシンポジウムを開催します。
リスク情報を作成するPRA評価者とリスク情報を用いて発電所の活動の方針を決める意思決定者のコミュニケーションに焦点を当て、PRA評価者が意思決定者に知ってほしいことは何か、逆に意思決定者が必要とする情報はどのようなものか、PRAの積極的な活用が組織としての安全上の意思決定にどのように寄与するのか、それに必要な組織内コミュニケーションのあり方や課題について講演します。また、生活者視点のリスクマネジメントの専門家が、公衆とのリスクコミュニケーションについて、企業の側から見て公衆に伝えるべき/知ってほしいことは何か、逆に公衆が知りたい/関心を持つことは何かについて講演します。さらに、3つの講演を踏まえ、組織内と公衆とのコミュニケーションとの異同や一貫性をどう見ていくかについて討論会にて議論を深めます。
議事メモ
日時:
2022年12月16日(金) 13:00~15:00
場所:
ZoomによるWeb会議形式
講演者:
今井俊一 氏(東京電力ホールディングス株式会社)
資料(1)

国政武史 氏(関西電力株式会社)
資料(2)

奈良由美子 氏(放送大学教授)
資料(3)

討論会:
上記講演者
山口彰 氏(原子力安全研究協会)
資料(4)

菅原慎悦 氏(関西大学准教授)
資料(5)

成宮祥介 氏(ファシリテータ、リスク部会部会長、原子力安全推進協会)   
主催:
日本原子力学会リスク部会
参加費:
無料
講演ビデオ: